令和5年度の介護職員処遇改善加算等の申請に関連して、令和5年4月分より、職員給料を以下の内容に改定して支給することとします。また、職員の資質向上のための改善等も併せて実施することとします。
1.賃金改善実施期間
令和5年4月1日~令和6年3月31日
2.賃金改善実施方法
①人事考課により、基本給を一人当たり平均3,000円増額する。
②処遇改善手当を以下の通り支給する。
・特養介護職員→15,000円(前年同額)
・デイ介護職員→12,000円(前年同額)
・介護限定職 →12,000円(前年同額)
・介護パート職員→上記金額を勤務時間に応じて按分する。また、個別の契約がある場合にはそれに従う。
③介護職員等特定処遇改善手当を以下の通り支給する。
・リーダー以上の介護職員→10,000円(前年同額)
・サブリーダーの介護職員→ 7,000円(前年同額)
・熟練者階層の介護職員 → 6,000円(前年同額)
・経験者階層の介護職員 → 5,000円(前年同額)
・初任者階層の介護職員 → 4,000円(前年同額)
・契約の介護職員 → 3,000円(前年同額)
・その他の職種の職員 → 5,000円(前年同額)
・パート職員 →上記金額を勤務時間に応じて按分する。また、個別の契約がある場合にはそれに従う。
・介護サポーター、環境整備、警備員は支給対象外。
④介護職員等処遇改善支援加算手当を以下の通り増額し支給する。
・1日8時間勤務の職員→4,800円から5,800円(1,000円増額)
・パート職員 →5,800円を勤務時間に応じて按分する。
・介護サポーター、環境整備、警備員は支給対象外。
⑤業績に応じて、年度末までに加算額が改善額を上回る場合には、一時金を支給して調整する。
⑥夜間勤務手当を以下の通り増額し支給する。
・夜間勤務手当→ 5,500円から6,000円(500円増額)
3.その他の改善実施内容
①職員の資質向上のための研修について、別紙「令和5年度郡山福祉会法人内研修計画」の内容に従い、キャリアに応じた研修を行う。
②介護職員実務者研修、認知症介護実践者研修受講のための支援について、講習会費用負担、勤務時間内扱いでの研修参加等を行う。
4.職場環境等改善実施内容
①介護職員の腰痛対策を含む負担軽減のための介護ロボットと姿勢保持用福祉機器等の介護機器を活用する。
②タブレット端末等のICT活用や見守り機器等の介護ロボットやセンサー等の導入により、業務量の縮減を行う。
③エルダー・メンター(仕事やメンタル面のサポート等をする担当者)の仕組みを導入する。
④職員の希望や事情等に応じ、働き方に一定の制限を設け、子育支援やワークライフバランスの浸透に取組む。
⑤有給休暇を積極的に利用するよう促す。また、休暇が取りやすいよう勤務体制の工夫を行う。
⑥非正規職員から正規職員への転換(登用試験あり)を行う。
⑦認知症サポーター研修について、全職員の受講を目指す。
⑧機能訓練室を解放し、健康づくりを支援する。
⑨メンタルヘルスチェック後の、産業医による支援を行う。
以上
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